2023年11月3日、福岡県で男性従業員が硫酸が入った貯水槽に落下する事故が発生しました。
男性従業員は下半身に火傷を負い、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
硫酸といえば中学校や高校の授業で目にしたことがある人も多いのでは無いでしょうか?
そのとき、先生から「取り扱いを慎重に行う」ように指示があったと思います。
男性従業員はなぜ硫酸入り貯水槽に落下してしまったのでしょうか?
この記事では、
- 【時系列】硫酸入り貯水槽落下事故が発生
- 【原因】硫酸入り貯水槽になぜ落下した?
- 硫酸入り貯水槽の濃度
- 硫酸入り貯水槽の安全措置は不十分だった⁉
についてまとめました。
Contents
【原因】硫酸入り貯水槽落下事故はなぜ起こった?
2023年11月3日に福岡県で男性従業員が硫酸入り貯水槽に落下する事故が発生しました。
事故の詳細と原因をみていきましょう。
【時系列】硫酸入り貯水槽落下事故が発生
福岡県で発生した硫酸入り貯水槽落下事故を時系列で見ていきましょう。
11月3日
メッキ加工工場に勤務する19歳の男性が硫酸が入った貯水槽に落下する事故が発生。
男性は、下半身にやけどを負い病院に搬送・治療。
11月4日~5日
男性従業員は病院で引き続き治療。
11月6日
男性従業員の死亡を確認。
警察が安全管理に問題がなかったか、業務上過失致死の疑いで捜査。
【原因】硫酸入り貯水槽になぜ落下した?
男性従業員はなぜ硫酸入り貯水槽に落下してしまったのでしょうか?
原因は現在調査中です。
男性は当時、貯水槽の近くでポンプの部品交換作業をしていたようです。
貯水槽の上部は普段、プラスチック製のふたで覆われていますが、通報を受けて警察が確認したところ、ふたは完全に被っていない状態でした。
警察によると、貯水槽は横2.5メートル、奥行き0.8メートル、深さ1メートル。
硫酸入り貯水槽の濃度や安全措置は?
硫酸入り貯水槽落下事故で、貯水槽の硫酸濃度や安全措置が取られていたのか、気になりますよね?
硫酸の濃度と安全措置が取られていたのかどうか調査しました。
硫酸入り貯水槽の濃度
福岡県北九州市にある車両部品のメッキ加工工場で事件は起こりました。
硫酸は濃度によって危険度が定められています。
硫酸濃度が10%を超えるものについては「劇物」と指定されています。
今回の事故の硫酸濃度については明らかになっていません。
硫酸入り貯水槽の安全措置は不十分だった⁉
硫酸入り貯水槽落下事故の現場では、安全措置は十分できていたのでしょうか?
警察が駆けつけた当時、貯水槽のふたは完全に被っていない状態でした。
男性従業員が落下してしまったので、ふたはもちろん空いていますよね?
なぜふたが空いた状態だったのか、現在調査中です。
硫酸入り貯水槽落下事故について世間の反応
硫酸入り貯水槽落下事故について世間の反応をまとめました。
硫酸入り貯水槽に落ちるのえぐすぎやて炭しか残らん
— かやのま (@kayanoma27) November 7, 2023
硫酸入り貯水槽、、、濃度きになる
— 常に尊死警報 (@aoihinata_17054) November 7, 2023
硫酸入り貯水槽に落ちて死亡の事件怖すぎる
— 水🐰兎@11/23東1セ51a (@mzt_kn_2) November 7, 2023
まず、貯水槽に硫酸入りというのは聞いたことがない人が多いのではないでしょうか。
作業をしている身近に硫酸入りの貯水槽があると考えるととても怖いですね。
まとめ|【速報】硫酸入り貯水槽落下事故はなぜ起こった?原因や濃度は?
硫酸入り貯水槽落下事故の原因や濃度についてまとめました。
硫酸入り貯水槽落下事故について
原因:現在調査中
硫酸濃度:現在調査中
今後このような事故が起こらないことを願っています。
今回亡くなってしまった19歳の男性従業員には心よりご冥福をお祈りいたします。